リモートデスクトップは、近年様々な仕組みが開発されたことでその意味が複雑になってきております。従来までのリモートデスクトップは、ユーザーがパソコンやサーバーにインターネットを通じてアクセスする仕組みを意味していました。しかし現在では、クラウドサービスが普及したことでクラウド上のサーバーやデスクトップ環境にアクセスできるようになったことから、クラウド仮想デスクトップ(クラウドVDI)やDaaS(Desktop as a Service)などもリモートデスクトップの一部として認識され始めました。

このように、リモートデスクトップには様々なものがありどれを選べばいいのか分からない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで本記事では、リモートデスクトップについての情報を整理しどのようなサービスを選ぶべきか解説します。

リモートデスクトップとは

リモートデスクトップとは、インターネット環境を利用して社内のパソコンやサーバー、そしてクラウド上にあるコンピューターなどにアクセスし遠隔操作する仕組みのことを指します。通常、操作しているコンピューター内にデータをインストールしなければソフトウェア等の操作は行えませんが、リモートデスクトップであれば、あたかもコンピューター内にデータをインストールしているかのような利用感で操作を行えます。イメージとしては、お手持ちの端末やタブレット端末をコントローラーとして使い、社内データにアクセスするようなイメージです。

最近では、クラウド仮想デスクトップ(クラウドVDI)やDaaS(Desktop as a Service)もリモートデスクトップと同じ意味で説明されることもあります。

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リモートデスクトップのメリット

リモートデスクトップのメリットは以下の通りです。

1.どこからでもアクセス可能

リモートデスクトップは、インターネット環境を経由してリモートアクセスするので、いつも扱っているパソコン機器が無くてもパスワードとログインアドレスがあれば、別の端末からリモートアクセス可能です。リモートワークや出張先での作業などでよく利用されており、営業担当の方や移動の多い方などによく利用されております。

どこからでもどの端末からでもアクセス可能なので、リモートワークはもちろんの事、オフィスでの仕事を移動中の車内で行うことも可能になり、業務の無駄を省くことができます。

2.セキュリティリスクを抑える

リモートデスクトップでリモートワークを導入する場合、外出先でPCを操作してもその端末には扱っているデータは残らない仕組みになっているため、情報漏洩の心配がありません。例えば、様々なデスクトップアプリケーションや顧客情報が保存されているノートパソコンで作業をしている最中に、そのパソコンが壊れたとします。その場合、それらのデータは全て無くなってしまいます。もしくは、そのパソコンをどこかに忘れた場合は中のデータを他人に見られ、最悪の場合悪用される可能性さえあります。このような最悪のシナリオを現実にさせないために、多くの企業ではリモートデスクトップが導入されています。

3.マルチデバイス対応

ソフトウェアやアプリケーションの中には、Windows OSのみ対応のものやiPad OSのみ対応のものがあります。リモートデスクトップであれば、それらの縛りを無視してソフトウェアやアプリケーションを操作できる場合があります。例えば、Windowsのリモートデスクトップを契約してMacBookにインストールした場合、MacBookでもWindows OS対応のソフトウェアやアプリケーションを使用できます。こうすることで、イラストや動画編集をされているようなグラフィック系のソフトウェアやアプリケーションを利用されている方でもWindows OS対応のソフトウェアを利用することができます。

リモートデスクトップの注意事項

リモートデスクトップのメリットをお話ししましたが、運用するうえで注意しておかなければならない注意事項があります。

セキュリティリスクはある

メリットでセキュリティリスクを抑えると記載しましたが、万全ではありません。なぜなら、会社のデータを社外に持ち出して作業を行うことには変わりなく、どうしても社内でだけ作業を続けることにくらべ情報漏洩するリスクは高くなってしまいます。例えば、インターネット環境のあるカフェなどで作業を行う場合でも、パソコン画面を覗かれるとそこから情報を悪用される恐れがあり、またそういったインターネット環境からパソコンに侵入されデータを操作されることも考えられます。リモートデスクトップであれば、Wi-Fiから侵入されることは考えにくいですが、作業を行う場所には気を付けましょう。

インターネット環境に依存する

「セキュリティリスクはある」でも少し話しましたが、リモートデスクトップはインターネット環境を必要とします。そのため、どこでも作業ができるとは言えリモートデスクトップ環境に接続できない場所では利用できません。ですので、インターネット環境が整っている場所でなければ作業に取り組めない可能性があります。リモートデスクトップを利用するのであれば、インターネット環境を整備してから利用する必要があるでしょう。

2.アプリップリのリモートデスクトップ

株式会社アプリップリで提供しているリモートデスクトップサービスは、リモートデスクトップサービスの中でもDaaSやクラウドVDIなどといわれる、クラウド上にリモートデスクトップ環境を作成し様々な端末からアクセスするクラウド型のリモートデスクトップサービスです。オンプレミス型のリモートデスクトップに比べ、IT管理者が社内にいなくてもリモートデスクトップを運用することができます。サーバーも必要ないため、だれでも簡単に利用することができます。

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アプリップリのリモートデスクトップのメリット

アプリップリのリモートデスクトップサービスのメリットは、以下のようなものがあります。

1.マルチデバイス対応

アプリップリのリモートデスクトップは、マルチデバイス対応のサービスです。これまでWindowsPCで作業を行っていた方でも、その作業をiPadでも行えたり、反対にMacBookで作業を行っていた方はWindows OS対応のソフトウェアを操作できるようになります。このメリットを生かし、現場でノンデスクワークを行う施工管理の方や出張が度重なる営業担当の方に人気です。

2.データの一元管理

リモートデスクトップの仕組みとして、ホスト環境ではクライアント環境の操作を行うことができます。そのため、リモートワークを導入しづらかった技術者もリモートワークを行いやすくなります。また、リモートワークは情報の一元管理が難しいですが、アプリップリのリモートデスクトップであればホスト環境でデータの一元管理も簡単に行えます。

3.そのままクラウド移行

ソフトウェアやアプリケーションをそのままクラウド移行可能です。(※1)これまで扱ってきたソフトウェアやアプリケーションをそのままクラウド移行できるため、従業員が扱いなれたソフトウェアやアプリケーションをそのまま使い続けることができ、業務効率にも悪影響を及ぼすことなくリモートデスクトップ移行することができます。

リモートデスクトップを導入するまでにかかる時間も最短3営業日と、他のサービスでは実現できない速さで納入可能です。

(※1)WindowsOS以外の端末で接続する場合、事前の設定が必要です。

3.無料で使えるリモートデスクトップとアプリップリのリモートデスクトップの違い

無料で使えるリモートデスクトップサービスとの違いは、技術サポートが無い点です。リモートデスクトップについて詳しい知識をお持ちの方であれば、自分で複雑な設定を行えると思いますが、リモートデスクトップに対して知識のない方にはかなり難しい作業になります。そのため、会社にIT管理者やシステム担当者がいない場合は、有料のサービスを選ぶことをオススメします。

4.法人向けのクラウドリモートデスクトップならアプリップリDX Pro

法人向けにリモートデスクトップサービスを利用するならアプリップリ DX Proがオススメです。

アプリップリのリモートデスクトップは、クラウド仮想デスクトップ(DaaS)でありクラウド上で稼働するリモートデスクトップサービスです。クラウド上にまるでWindowsPCを操作しているかのようなデスクトップ環境を作成します。

会社メンバーが、外出先やご自宅からでもいつも扱っているようなWindows PC（クラウドPC）環境にアクセスできるようになるため、リモートワークの導入やパソコンを持ち歩かない働き方の実現など、省力化や業務効率化に大きく繋がります。

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