シンクライアントにサーバーは必要? クラウドでシンクライアントを利用
シンクライアントとは、パソコンは最低限の性能を利用しソフトウェアやアプリケーションの処理や記録はサーバー側で行う仕組みのことです。
このシンクライアントを利用すれば、パソコンのスペックを気にしなくてもどのパソコンも同じ速度で利用でき、更に決められたパソコンからのみアクセスできるため、情報漏洩の心配は低いです。
シンクライアントの情報漏洩のリスクが低いということから、病院や公共機関などからは多く利用されておりその安全性は確かなものであります。
しかしシンクライアントには問題点もあります。
それは、サーバーを自社で管理する必要があるため、サーバー管理者や情報システム担当者などの有識者がいなければシンクライアントの利用は難しいということです。
サーバーを管理せずにシンクライアントを利用したい場合、DaaS(Desktop as a Service)を利用することをお勧めします。
DaaSとは、アプリケーションやソフトウェアをクラウド化するものではなく、デスクトップ環境をクラウド化したものです。
このクラウド環境に、様々なアプリケーションやソフトウェアをダウンロードしておくことでシンクライアントを利用しているような形でサービスを利用することができます。
DaaSは、別名クラウド型シンクライアントとも呼ばれており厳密にいえばシンクライアントではありませんが、クラウド上のデスクトップ環境に様々なパソコンからアクセスができ、DaaS環境も一元管理できるため、クラウド上でシンクライアントを再現することができます。
シンクライアントをサーバーではなくクラウド上で扱いたいならDaaSがおすすめです。