クラウドがなぜDX推進のメリットになるのか|メリット解説

DX推進にクラウド活用はなぜメリットになるのか

dx推進にクラウドはなぜメリットになるのか

配信日:2023/11/09_更新日:2024/02/16

近年、世間的に騒がれている「DX」は「農業DX」や「工場DX」など、様々な業界で取り入れられており、DXはより身近なものになっているのが現状です。

しかし、一言でDXと言ってもDXがどのような物か分からない方は多いのではないでしょうか。実は、今となっては生活に欠かせない「クラウド」と「DX」には深いつながりがあり、DX化にクラウドは欠かせないものになっているのが現状です!

そこで、DX推進する中でクラウド活用はなぜ必要か、なぜメリットになるのか解説します。

この記事を読んでほしい方

・DXが何かもわからない方

・DXを始めたいが何から手を付けていいのかわからない方

・DX推進の一環で、クラウドを検討している方

・クラウドがなぜDXに必要なのか気になる方

 

目次

DX推進とは

クラウドとは

クラウドとオンプレの違い

クラウドのメリット

クラウドとDXの関係性(メリット)

クラウドがDX化に必要な理由

情報共有の円滑化

業務の省力化

【表解説】クラウドは導入のしやすさから、「DX化の第一歩」とされている

まとめ

DX推進とは

DX:デジタルトランスフォーメーションの略称

総務省によるとDXとは

企業が外部エコシステム(顧客、市場)の劇的な変化に対応しつつ、内部エコシステム(組織、文化、従業員)の変革を牽引しながら、第3のプラットフォーム(クラウド、モビリティ、ビッグデータ/アナリティクス、ソーシャル技術)を利用して、新しい製品やサービス、新しいビジネスモデルを通して、ネットとリアルの両面での顧客エクスペリエンスの変革を図ることで価値を創出し、競争上の優位性を確立すること

引用元)https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd112210.html

つまり、IT化を進めるためにテクノロジーを活用することに留まらず、IT技術やデジタル技術などを利用し売上向上を図るために、企業の生産性を上げ新たな事業やサービスで利益を生み出す連携した取り組みのことを指します。デジタル技術を取り入れるだけではDX化とは呼べず、デジタル技術を活用し、利益を産み出さなければDX化を達成したとは言えません。

従業員の負担やコストを減らすことで、生産性や収益の向上につなげる(競争力維持・強化)等の例が挙げられます。こういった取り組みを推進していく働きをDX推進と呼びます。

つまりDX推進とは、生産性を上げるためにの技術を取り入れるための行いを指します。

クラウドとは

クラウド:自らサーバーを所持しなくてもインターネットを利用できるシステムのことです。

クラウドと一言でいっても様々な種類がありますがすべてのクラウドサービスに共通する点でいえば、場所を選ばず利用できるサービスのことを指します(パブリッククラウド、プライベートクラウド、ハイブリッドクラウド)。

サーバーを自社内に設置しないことで、管理コストやランニングコストを抑えることができます。また、BCP対策(事業継続計画対策)にもつながります。
注)自社内にサーバーを設置するオンプレミス型のプライベートクラウドも存在します(⇔ホスティング型)。

ただし、システムメンテナンスや障害などで利用できない時間が存在するというデメリットもあります。

こういったクラウド技術を社内のワークフローに取り入れていくことをクラウド活用と呼びます。

オンプレとクラウドの違い

オンプレとクラウドの大きな違いは、元のデータがどこで稼働しているかです。具体的な違いは、下記表で解説いたします。

オンプレ 自らサーバーやPCの所有や運用を行い、サーバーにシステムをインストールすることで、ローカルネットワーク内でソフトやサービスを運用する仕組みのことです。サーバーを自らが運用することで、ネットワーク環境が安定させることができます。
クラウドユーザーがサーバーやソフトウェアを持たなくても、インターネット上でサービスを利用できる仕組みのことです。クラウドをうまく活用することで、場所を選ばない働き方や時間の短縮など、様々なメリットを受けることができます。

 

クラウドとオンプレの違い

クラウドのメリット

クラウドには様々なメリットがあります。大きく分けると以下のようになります。

情報共有

クラウドはオンプレと違い、データがインターネット上に保存されます。そのため、ファイルやメールを使わずとも、クラウドのアカウントにログインできさえすれば簡単に情報共有することができます。社内の情報共有や、外部の調査団体(税理士事務所やアウトソーシング事業など)と情報共有する際に役立ちます。

機動性

クラウドは、利用状況に合わせてリソースを追加・削除できるため、ビジネスの拡大や縮小に合わせて柔軟に対応することができます。また、インターネット環境さえあれば、どこからでも利用できるため、外出先やご自宅からでもご利用いただけます。

ITの知識がない方にこそおススメ

クラウドは、サーバーやネットワーク機器などの運用管理をクラウド事業者が行うため、自社で運用管理を行う必要がありません。これにより、運用担当者の人件費や設備投資を削減することができます。また、クラウド事業者が最新の技術やセキュリティ対策を常に提供してくれるため、自社で運用管理を行うよりも運用負担を軽減することができます。

このように、クラウドには様々なメリットがあります。では、クラウドとDXには、どのような関係性があるのでしょうか。

クラウドとDXの関係性(メリット)

単刀直入に言いますと、クラウドを導入しただけではDX化を達成できません。

先ほどもお話ししたように、DXとはITやを活用したうえで利益を上げる必要があるからです。では、なぜクラウドがDX化を実現するうえで重要なのでしょうか。

それはクラウドのメリットでもあるように、クラウドには情報共有の円滑化や機動力の向上、そして簡単に導入できる点など様々な事業で活躍できるからです。クラウドを導入することによって、DX化の基盤を形成することができます。

クラウドとDXの関係性

では具体的に、なぜDX化にクラウドが必要な理由はなんでしょうか。これから説明いたします。

クラウドがDX化に必要な理由

情報共有の円滑化

クラウドを導入していない場合での情報共有は、デスクトップ上またはUSBに保存したデータをメールに添付してデータ共有すると思います。

正直、これでは機動力もなければ作業効率も悪いです。

情報共有面でクラウドを導入することができれば、情報共有はリアルタイムで行うことができるためデスクトップやUSBでデータを保存する手間もなくなりますし、安全性も向上します。➤クラウドの安全性に関して

DX推進は様々な技術が必要になってくるため、データを一元管理し情報共有を簡素化することはとても重要です。

業務の省力化

クラウドを導入することで、サーバーの運用管理が必要なくなるため業務の省力化に繋がります。

DX化を実現するためには、準備が必要です。

準備できるだけの余裕を作れるのもクラウド化のメリットといえます。

【表解説】クラウドは導入のしやすさから、「DX化の第一歩」とされている

クラウドは、導入が簡単なことから、「DX化の第一歩」と呼ぶ声は多く上がっております。その理由は以下の通りです。

1.金額

クラウドの料金形態は、基本的にサブスクリプションを採用しているため、1回に払う必要のある金額を大幅に抑えることが可能です。
2.保守運用インターネット環境さえ整っていれば事前準備は必要なく、導入後はクラウドの運営会社がメンテナンスを行うため、導入後に手間がかかることはありません。
3.拡張性サーバーであれば、容量を増加させようとした場合かなり時間と費用が掛かってしまうが、クラウドであれば問い合わせ1つで簡単に変更できます。

 

これらのように、クラウドを導入することでDX化を実現するうえでおおきなメリットを産み出します。

まとめ

DX化を実現するためには、様々な苦労があるため今行っている仕事や作業を軽減していくかが重要になってきます。そのため、導入のしやすさや手軽に業務の省力化が出来るクラウドを導入したうえでDX化を実現することが、DX化を簡単に実現する1つの手段になります。

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