パッケージソフトウェアとは? クラウドとの違いを解説
パッケージソフトウェアとは、企業の特定の業務を効率化させるために導入するインストール型のソフトウェアのことを指します。パッケージソフトウェアの導入メリットは、導入スピードや導入のしやすさがあります。さらに、ピンポイントでほしいシステムを簡単に導入できるため、業務効率化に繋がりやすい特徴があります。
デメリットとしては、このピンポイントでほしいシステムを簡単に導入できるため、パッケージソフトウェアの導入数がに増え、管理が難しくなってしまう恐れがあります。また、クラウドで業務効率化したい場合にも、パッケージソフトウェアの数が多い場合は利用件数が多くなってしまうため管理が難しくなってしまいます。
クラウドとの違いは、インターネット上でサービスを利用できない点とデータの管理法などです。クラウドであれば、インターネット環境に接続できればどこからでもサービスを利用できるうえに、データもインターネット上に保管できるため、仮に扱っているパソコンが壊れてもデータは継続して利用することができます。パッケージソフトウェアであれば、データを自分で保管できるため、安心感を持ってデータを管理できます。
このような場合におすすめなのが、クラウド型VDI(リモートデスクトップ)サービスです。クラウド型VDIとは、クラウド上のデスクトップ環境を利用するものです。このクラウド型VDI環境に複数のパッケージソフトウェアをインストールすることで、パッケージソフトウェアをまとめてクラウド化できます。さらに、複数人でもクラウド型VDI環境を利用できるため情報共有ツールとしても活用できます。