ゼロトラスト製品おすすめ3選! 多要素認証ならアプリップリキー
ゼロトラストとは
「ゼロトラスト(Zero Trust)」とは、企業のネットワークセキュリティにおける新しい考え方で、「誰も信用しない」ことを前提にしたセキュリティモデルです。従来のように社内ネットワークを安全とみなすのではなく、すべてのアクセスに対して検証を行い、信頼できると判断された場合のみアクセスを許可します。
キーワードは「常に検証」「最小権限」「継続的監視」。社内外問わず、すべてのユーザー・デバイス・アプリケーションに対して厳格な認証とアクセス制御を行うことで、サイバー攻撃のリスクを最小限に抑えます。
なぜゼロトラストが必要とされているのか
従来のセキュリティは「境界型防御」と呼ばれ、社内ネットワークを安全な領域とみなし、外部からのアクセスを防ぐことに重点を置いていました。ファイアウォールやVPNなどがその代表です。
しかし、以下のような変化が起こったことで境界型防御が問題視されています。
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これらの要因により、「社内=安全」「社外=危険」という前提が崩れ、境界型防御だけでは十分なセキュリティを確保できなくなっています。
ゼロトラストを実現するには何が必要なのか
ゼロトラストを実現するためには、以下の要素を取り入れることが重要になります。
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ゼロトラストサービスおすすめ3選
以下のサービスは、セキュリティレベルが高くゼロトラスト対応ソリューションです。
Microsoft Entra
特徴:Azure Active Directoryの進化版。ID管理、MFA、SSO、条件付きアクセスなどを統合。
強み:クラウド・オンプレミス両対応。AIによる脅威検知機能も搭載。
おすすめポイント:Microsoft 365との連携がスムーズで、既存環境に導入しやすい。
CrowdStrike Falcon
特徴:クラウドネイティブなEDRプラットフォーム。次世代アンチウイルス、脅威ハンティング機能を搭載。
強み:フォーチュン500企業の約6割が導入。リアルタイムでの攻撃検知と対応が可能。
おすすめポイント:エンドポイントのセキュリティを強化したい企業に最適。
アプリップリキー
特徴:パソコンのログイン画面にスマートフォンのOTP(ワンタイムパスワード)アプリによる多要素認証(MFA)を取り入れることで、なりすまし・内部不正・紛失盗難のリスクを未然に防ぐソリューション。
強み:月額料金500円~と導入しやすい価格設定
おすすめポイント:クラウド仮想マシンやローカル環境の仮想マシンの導入も可能。